臨床塾への思い 〜塾長より〜
本塾では「患者さんに少しでもよくなってもらいたい」という思いで集まった仲間達と一緒に学び、セラピスト同士のつながりも築くことができればと思っています。また、本塾で学んだことを各々の臨床の場に持ち帰り、診ている患者さんが少しでもよくなって、その背景を考察するという循環のきっかけになっていければと思います。
知識が先に立つのではなく、セラピストは臨床でみていることが真実です。尊敬する柏木正好先生がおっしゃっていた『患者さんが認めてくれれば俺たちの仕事はちゃんと証明される』という言葉が心に残っています。
臨床は難しいことばかりですがその気合いに付き合ってくれる仲間を募っています。
■応用編 ■特別編 高橋 栄子
イラストレーション提供:大森恵理香先生(米子東病院 理学療法士)
- 作業療法士
- 富士温泉病院
- 活動分析研究会 副会長
- 環境適応講習会 講師
作業療法士となって34年たった現在でも「患者さんの可能性を引き出していきたい」という思いのもと第一線で臨床に従事している。
また、活動分析研究会副会長、環境適応講習会コーディネーターや共同著書などを通して臨床に則した知識・技術を広く後輩たちに提供している。
■こどもコース 佐々木 清子
- 認定作業療法士
- 専門作業療法士(特別支援教育・摂食嚥下)
- 日本感覚統合学会インストラクター
心身障害児総合医療療育センターにて30年以上勤務された後、日本リハビリテーション専門学校の教員として勤務。2020年4月より東京保健医療専門職大学に勤務予定。学校や保育園の訪問支援、療育施設での実践、後進育成と幅広く活動している。
■対面コース(今後予定) 八児 正次
- 理学療法士(日本理学療法士協会会員 神経系専門部会)
- 医療法人社団KNI 技監
【仕事の内容】
技監として法人リハビリテーションスタッフの臨床教育を担当している。脳卒中の急性期から回復期、生活期まで多くの患者様の臨床に携わっている。
トータルライフサポートというシステムのなかで、生活期のリハビリテーションサービスを実践している。
【経歴】
環境適応講習会 講師 東京支部長
活動分析研究会 東京ブロック代表
【職歴】
1987年 理学療法士国家資格所得(2018年度 臨床32年目)
同年 町田市多摩丘陵病院勤務。在籍中 脳卒中、整形外科を中心とした入院~外来の理学療法。訪問リハビリテーション、地域リハビリテーションに携わる。 1997年から科長。
2008年、医療法人社団KNI 入職。北原国際病院/北原リハビリテーション病院を兼務。脳神経外科急性期から回復期リハビリテーションの臨床に携わる。カンボジアでの臨床と医療教育を経験。
【大切にしていること(モットー)】
JUST DO IT! 目の前の現実を見る。理屈をこねず、実践者になる。
「遊び心」を忘れない! ユニークなセラピーを展開する。
■対面コース(今後予定) 保谷 勝義
- 作業療法士(日本作業療法士協会会員)
- リハビリテーション天草病院 教育研究部 部長
【仕事の内容】
埼玉県の東部地区にある病床数169床(全病床回復期リハビリ)の中規模の病院。院外活動も積極的に行っており、敷地内の建物において、ボバース関連講習会や環境適応講習会を開催。入院および外来・通所・自費患者さんに対する臨床業務が中心であり、その他当院で年一回発行している論文集の発行や広域事業である論文表彰の取りまとめに関わっている。
【経歴】
環境適応講習会埼玉支部長
【職歴】
1987年、作業療法士国家資格取得(2018年度 (臨床経験32年目)
1984年~1986年まで清瀬上宮病院に勤務。1987年リハビリテーション天草病院勤務。
【大切にしていること(モットー)】
臨床家として必要なことは単に技術を磨き上げるだけではなく、そのベースにある人間性を磨き続けることだと思っています。